光学ズームカメラAndroidが値下がり
ニコンのAndroidカメラ S800cがだいぶ値下がりしています。
今のデジカメに欠けているのは多機能操作。 10年前と比べてほとんど進歩していないので、スマートフォンのカメラ機能・性能の向上に対して、デジカメは大きく見劣りがします。
例えばスマートフォンだと
- 写真のトリミングや加工がその場でできる。 豊富なアプリから好きなものを選べる
- 動画撮影してすぐにYouTube等投稿
- 1分ごとの間欠撮影を丸一日行うなど動作自体を制御。 これも豊富なアプリがある
- アプリが存在しなければ自分で作成することも可能
など、ただ撮影するだけでなく、加工、共有、プログラミングと撮影から後作業までカバー。
これに比べるとコンパクトデジカメ単品では、何もできないレベルの貧弱さ。
ニコンが出したAndroidカメラは、日本メーカーらしく保守的過ぎていまいちですが、サムスンとこの機種くらいですので、販売しているだけでも評価したいところ。
買ってみてもいい値段なんですが、大きな欠点があって買えない。
「充電しながらカメラが使えない」ところ。バッテリー容量がデジカメベースでかなり小さく連続撮影が困難な機種なのに、外部バッテリーをつないで使えない。 このあたり、日本メーカーのダメさ加減が出ています。品質保証に目が行き過ぎて消費者の使い勝手が後回しになりがち。90年のバブルを経たあたりから日本メーカーの共通の欠点
サムスンのGalaxy Cmaera
巨大スマートフォンメーカーなのでスマートフォンの常識は取り入れられているはず。ニコンと違って通信機能もついていて、写真・動画の投稿が楽。
まだ値段が高め。もうちょっとこなれるまで待ちたいところ
SIMフリーでドコモやソフトバンクの通信回線が使えます。 音声回線には対応していませんが、IP電話を使えばたぶん通話も可能。 CPUが高速タイプで動作が軽快。光学21倍ズーム。 カメラ大国の日本メーカーほどの実績はありません。しかし、昔と違って光学系が職人技とは言えない時代ですから、それほど見劣りはしないでしょう。 |