キヤノンの電卓付ワイヤレス10キーボードが惜しすぎる
10キーボードを、小型のコントローラーとして使うと便利という記事を以前書いています。1年以上使って、これなしではPCを使う気になれないほどの存在です。
より快適にしたいという事で、ワイヤレスタイプ&キーの数が多いものを探してみました。
ワイヤレスタイプはバッファローの機種が値下がりしてお手頃価格になってきました。ですがキーの数はスタンダード。
キヤノンの電卓付タイプはキーが多く、より複雑な操作ができそうです。 電卓自体は太陽電池駆動で節電。 10キーボードとして使うときに乾電池を使う仕様で、省エネも考えられています。
ただ、惜しいことにキー自体がおしゃれタイプで使いにくそうなこと。 キートップの隙間が小さいと押し間違いをしやすい。キーストロークも短めのようで、一日何千回も打鍵するとたぶん指が痛くなるタイプ。 これが普通の10キーデザインなら皆にお勧めできるのに惜しすぎる。
キヤノンはあまり知られていませんが、世界で初めて10キー電卓を発売した会社です。70年代に電卓の表示器に大きな品質問題を起こし、シャープ・カシオに水をあけられた失敗があります。 その後、キヤノンは電卓技術を生かしてデジタル機器へ事業を広げ、更に消耗品ビジネスとカメラのブランディングの成功により超優良企業になっています。シャープは倒産間際、カシオは大手中小企業規模にとどまりと、会社としては逆のポジションになってしまいました。 未来は誰にもわからないものです。
カシオの業績がイメージ以上に右肩下がりでびっくり。