PayPayがヤフオク、Yahooショッピング、Lohacで使える-6月から
昨年末100億還元で話題になったPayPay。10日間でなくなりましから数万円の還元を得た人も多いと思います。
素早く見るための目次
6月からはYahooショッピング、ヤフオクで使える
Yahooショッピング、ヤフオクでPayPayが使えるようになります。→延期を発表→6月から
- 2019年6月3日:Yahoo!ショッピング、ヤフオク!
- 2019年6月18日(予定):LOHACO
決済方法はPayPay残高のみ。
PayPay残高は次の2つ
- PayPayライト
- Yahoo! JAPANカードや、Yahoo!ウォレットの預金払い用口座からPayPay残高にチャージした残高。5年間有効
- PayPayボーナス
- 特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高。2年間有効
Yahoooショッピングのモールとしての規模はamazon、楽天市場に遅れをとっています。amazonは無理としても楽天は上回りたいはず。オークションサイトのヤフオクは伏兵メルカリに追われている状況。
PayPayで投入した100億円を自社サイトの活況に結び付けられれば理想的。
大きなキャンペーンがありそうです。
Yahooで付与されるポイントが、TポイントからPayPayのボーナスポイントに変更になります
PayPayキャンペーン
ソフトバンクは初期投資を惜しみませんので、機会あるごとにお得なキャンペーンを開催するはずです。恐らくYahooサイト内のキャンペーンのほうが強力なので、還元分は慌てて使わずに2月まで待ってYahooで使うほうがお得と予想。
2月12日~5月末 100億円第二弾
2/12開始の第二弾のキャンペーンは零細事業者向けの内容。前回と違って小額決済の開拓。
- 還元率10~20%
- 1決済あたりの上限1,000円
- キャンペーン上限5万円
1月10日から還元分利用可能
12月のキャンペーン分の付与予定分が、1月8日~10日にPayPay残高に反映されると発表がありました。反映タイミングは人によって異なる。
万単位で残高に反映される人なら、家電量販店等でまとまった買い物ができます。
PayPay自体のキャンペーンは無くても、Pay関連で売上を伸ばしたビックカメラグループあたりはなにかやるかもしれません→ビックカメラとヤマダがPayPayセールをやります。
- ビックカメラ:一部商品がビックポイント18%
- ヤマダ電機:金額に応じて60~1500ヤマダポイント。500円~5000円未満の支払いで60ポイント。金額が小さいほど還元率が高くなっています
街の零細事業者向けのキャンペーンは?
PayPayは20%還元、100%還元が目立ってしまって忘れがちですが、設備投資のできない零細事業者もターゲットにしています。 バーコード決済はスマホ一台あれば小さなお店でも利用できるのが魅力。
売上は小さくとも、街のあらゆるお店で使えるようになればPayPayの決済事業としては安定した収益が得られます。
零細事業者を利用してもらうキャンペーンがどういう形で投入されるか気になります→2/12開始の第二弾のキャンペーンは零細事業者向けの内容。還元率10~20%、1決済あたりの上限1,000円、キャンペーン上限5万円と前回よりぐっと小粒になっています。
100億円キャンペーンで20%還元が一つの目安に
PayPayの100億円が終了したあとに、LinePayコード払いでも20%還元キャンペーンが行われました。上限5,000円とPayPayに比べるとさほど目立つ内容ではありませんでしたが、Lineモバイルの2万円還元キャンペーンの合わせ技もあってPayPayに負けない破壊力でした。
ドコモのdポイントも最大50%、20%くらいなら割と簡単に達成できるキャンペーンが開催されています。
今年は楽天Payのインフラを使ったKDDIのauPayが始まります。20%還元をやる可能性が高い。
セブンイレブンのセブンPay、ファミマのファミペイが予定されていますが、小売はもともとの収益性が低く大きな還元は期待できないかもしれません。短期間に特定の条件に合う人には大きな還元というパターンでしょうか
混乱は娯楽として楽しもう
数え切れないほどのバーコード決済が出てきてわかりにくい。使える店、使い勝手、内容がバラバラでなんとかしてほしい。
という感じる人が多いとは思いますが、
各社の競争をスポーツ観戦と同じような感覚で見ればかなり楽しめます。戦略戦術、駒の使い方など見るべき部分が多い。しかも消費者側には金銭的なメリットもあります。混乱を楽しみましょう。