nanaco残高確認は29,999円が上限
現在は残高確認は5万円可能に改善されています。セブンイレブンのレジ、セブン銀行ATMいずれでも5万円。
以下は古い内容です |
nanaco残高が1万円、センター預かり分が5万円という状況で、48,000円を支払おうとすると、
セブンイレブンのレジで1回目の残高確認操作で、「残高39,999円で、48,000円に対して不足しています」と恥ずかしい宣告を受けます。 内容がわかっている店員さんだと、「もう一回残高確認しましょう」 と言ってくれますが、そうじゃないと「現金で払ってください」的な事を言われます。
素早く見るための目次
なぜこんなことになるのか
一度に移動できる金額が29,999円までというのが原因。
nanaco残高が1万円、センター預かり分が5万円という状況で
残高確認操作を行うと、29,999円がnanaco残高に移動して、 nanaco残高39,999円、センター預かり分20,001円となります。
nanaco残高を5万円にしたい場合には、もう一回残高確認を行います。 10,001円がnanaco残高に移動して、nanaco残高50,000円、センター預かり10,000円になります。
併設されているセブン銀行のATMで残高確認を済ませておく
ATMが空いていれば、自分でnanacoの残高確認をすれば最大5万円までセンター預かり分が残高に移動されます。
ATMが混んでいて、レジがすいているときはレジで2回残高確認をしてもらう。
という感じで使い分ければいいと思います。
セブン銀行のATMのnanaco残高確認操作は、あまりインターフェイスが良くなくて、最初は戸惑いますが、残高確認を2回操作すると決めておけば確実です。 セブン銀行ATMはnanaco以外の操作性は優れているんですが。
実際のレシートで上限29,999円を見る
3枚を並べたもの。左から1枚目とします。
1枚目は nanaco残高 13,777円ある状態で残高確認操作。 センタ預かり分29,999円がnanaco残高に移動して43,776円になっています。
2枚目は1枚目の後に、再度残高確認操作。 nanaco残高の上限5万円になる金額6,224円がセンター預かり分からnanaco残高に移動しています。
このあとnanaco残高から5万円分を支払いました。
3枚目は残高確認とは関係ないのですが、nanacoポイント1Pを実際に使えるように交換してもらったときのレシート。 nanaco残高が1円増えて、ポイント残高が0になっています。
nanacoの仕組み、情報伝達がわかりにくい
nanaco関連の表記は、上のレシートを見てわかるように省略が多くてわかりにくくなっています。 一般的な買い物レシートのように、計算の流れが記してあればわかりやすくなります。nanacoは最低限の情報をただ並べてあるだけなので、項目の内容を考え、しかも暗算的な部分も必要。 更に、上限29,999円とか、nanaco残高とセンター預かりの関係とか、日常の感覚ではあまりピンと来ないルールがあってさらにわかりにくなっています。
利用者の幅を広げるためにももう少しわかりやすいように改善すればいいのに。 セブンイレブンの店舗自体のわかりやすさ、セブン銀行ATMの優れた操作性を考えると、nanacoは突出して変な感じを受けます。