Windows用のEvernoteをバージョンアップして重くなった時の対処方法
Evernoteはクラウドにデータに置きつつ、PCにも同じ内容を保存して同期をとることで速度とデータ保全性を両立できるサービス。単純なテキストデータベースとして長年使っています。
問題なく動いているためupdateをスキップしていたのですが、旧バージョンはセキュリテイ問題があると通知があったのでupdateしてみました。
素早く見るための目次
updateすると激重に
Ctrl-Qで検索をするとフリーズしたのかと思うような状態に。新規ノート作成で文字入力もかなり動作が鈍くなり使い物ならない状態。バージョンは6.13
解消方法
windows版の手順です。
まずはデータのバックアップ
いじる前にデータのevernoteのバックアップ。クラウド上に同じデータがあるとはいえ、データを壊してそれを同期してしまうということも有り得ます。まずはバックアップをします。
「全てのノート」を選択
ノートを一つ選択
キーボードのctrlキーを押しながらAを押して全選択をする
メニューの「ファイル」→「エクスポート」を選択
「ENEX形式のファイル(.enex)でエクスポート」→「エクスポート」
保存フォルダを選択して、ファイル名を指定(ファイル名はデフォルトでEvernote.enex)→「保存」
しばらく(5分くらい?)たって見てみるといつの間にか終わっていました。
定番の「データベース最適化」を実行
Evernoteが重いときにとりあえずやってみるのがこれ
CTRLキーを押しながらメニューの「ヘルプ」をクリック→「データベースの最適化」
注意)CTRLキーを押しながらでないと通常のヘルプになってデータベース最適化が表示されません。
いきなりデータベースの最適化が始まってこんな表示に。停止ボタンはありませんので終わるまで待ちます。
終わったタイミングを見逃してしまいました。たぶん2~3時間です。
効果絶大
updateする前よりも更に軽快に動くようになりました。updateがきっかけでしたが、長期間最適化をしていなかったのも原因のひとつだったようです。
定期的にデータベースは最適化したほうが良い
今後は半年程度で最適化する事をマイルールにしました。忘れないようにGoogleカレンダーなどで管理しておきます。
CPU負荷は殆どありませんが、データ件数が多いとかなり時間がかかります。
CPUパワー低めのPCだと負荷が意外とかかるかもしれません。途中で止められないため、初めての実行はPCを使わない寝る前などに実行するのが良さそうです。