交通系電子マネーの利用件数が月間1億8千万件超え
SuicaやPasmoなど交通系電子マネーの月間利用件数が1億8千万超えだそうです。もうちょっと中身を見てみましょう
JR東日本のリリースの2018/6/6版に情報があります。内容は
Kitaca(北海道)、Pasmo、Suica、manaca(名古屋)、TOICA(東海)、ICOCA(西日本)、はやかけん(福岡)、mimoca、SUGOCA(九州)の合計で2018年5月に1億8211万件利用があった。
電子マネーとしての利用件数ですので、電車利用分は含まれていません。
約1年毎に1,000万件上乗せされています。年間なら1億件増加していることになります。
これだけだと規模がよくわからないので、日銀の経済動向の資料を参照します。
2017年の電子マネーの資料です。赤枠が電子マネーの1件あたり決済額。Edyやnanaco等も含まれています。1件あたりの決済金額はほぼ1,000円で、交通系電子マネーも同じと仮定すると単純計算で月間1,800億円。
交通系電子マネーはキオスクやコンビニでの利用が多そうということで、コンビニの売上を参考にします。
日本フランチャイズチェーン協会に資料があります。2018年4月の売上を見ると
電子マネー利用を考えると全店ベースの売上が参考になります。2018年4月の売上高は8,910億円。これに対して交通系電子マネーの月間1,800億円はそこそこ大きい金額といえます。