ブレーキとアクセルの操作をドラレコで映像記録
ブレーキとアクセルの踏み間違い事故は時々話題になります。
ただ、なかには車の制御がおかしいものも含まれているかもしれません。自動車は電気製品と言っていいほど、電気じかけになっており、それらを制御するのはコンピュータプログラムです。
きちんと設計されたコンピュータ制御は、大半の人間と比べれば圧倒的に完璧に近い存在。それでも、何かの拍子に意図したものと異なる動きをするかもしれません。
ペダル操作を録画しておく
ブレーキペダルとアクセルペダルの操作が映るようにドライブレコーダーを設置。低画質な5,000円程度のもので十分。暗いようならLED(1,000円位)を補助灯として使います。
6,000円以下のお手軽、小型ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは大きな衝撃が加わるまで録画をエンドレスで行う装置。事故があればその直前までを記録しており、あとで状況を確認することができます。カメラが破損してもメモリカードはたいてい無事なので記録装置として優れています。飛行機のフライトレコーダーのイメージ。
司法は個人より団体を優先する傾向?
日本は調和の国なので、個人は後回しです。強い権力側にいればその傾向はより強まります。警察や司法はそういうバイアスがかかる集団だと認識すべき。何かあった時自動車メーカーの主張が全面採用される可能性が高い。客観性のある映像記録は個人を守るのに役立ちます。
本当に踏み間違えていればプラスマイナスゼロ。踏み間違えてなくて、車がおかしいとなればドライブレコーダー設置は大きなプラスになります。
昔から不具合はあります
まだ電子制御ではない頃の古い車の話。アクセルワイヤーが戻らなくなってアクセルを踏みっぱなしに近い状態になった経験は多々あります。
アクセルが戻らなくなった時には
MTの四輪車の場合はエンジンがオーバーヒートしないようにキーでエンジンのON/OFFを細かく操作して調整。ONがアクセルを踏む操作、OFFがアクセルを離す操作のイメージ。エンジンの回転を止めない程度にON/OFFすればエンジンは回り続けます。完全にエンジンを止めると負圧がなくなりブレーキの効きが極端に悪くなり危険です。負圧が切れない程度にスイッチをON/OFFをします。あわせてクラッチがイカれることを前提で半クラでエンジン回転数も調整。
ATでアクセルが戻らないという経験はありません。昔の車なら細かいキーのON/OFFでなんとかなったかもしれませんが、今どきの車は電子制御のためドライバー側の対処方法は無さそうです。エンジンを止めてJAFなどをコールですね。
二輪車だと、キルスイッチで点火をON/OFFしてエンジン回転を低く保って凌ぐことが割りと簡単にできます。キャブレターだとワイヤーの凍りつきや、スロットルバルブが凍って戻らなくなるというのは結構起きる現象でした。
というように、アクセル関係の不具合というのは昔からあります。
現代はこんな低レベルの話ではなく、コンピュータ制御での不具合が中心。唐突に発生する可能性があります。
低画質の安いドラレコで十分なので、足元撮影をしておきましょう。