賃料が当初無料の賃貸物件。フリーレント

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賃貸住居で、入居後一定期間無料の物件をフリーレントと呼びます。

最初安いというのは携帯電話ではよく見られる契約。 電話機は無料で、最初の6ヶ月は2,000円割引があり、7ヶ月目からは1,000円割引になり、3年めからはそれまでより5,000円高い。なんてことはよく有ります。 このやり方が人気があるのは、「日本人の多くは最初安いことを重視する」と考えていいと思います。

既に入居済みの人にとって

家賃を値下げして新入居者を募集すると、既に入居している人からは不満が出ます。 フリーレントのように一定期間だけ安いというのであれば、不満は出ません。

新規入居者にとって

日本の賃貸物件の多くは、家具、電化製品が設置されていません。 新たに購入だったり、引っ越しの荷物が膨大になったりと、異常にお金がかかるわけです。 借りる側からすると、初期費用が安いというのは魅力です。 敷金礼金無しが人気なのも、きつい初期費用の負担を軽減するためですから。

家主にとって

単純に物件の魅力が向上します。 ただし、無料期間ですぐ退去されると困りますので、無料期間の退去の場合は初月に遡って料金の家賃を請求できる条件をつけるのは必須。

入れ替わりが激しい物件なら
無料期間を1ヶ月、無料期間中の退去の場合は通常料金で払ってもらう。というようにします。

過去の入居者が2年以上いつも利用してくれる=賃料に対して魅力のある物件 と考えられます。 この場合は、ちょっと長めに最初の3ヶ月は家賃を半額(または無料)にして、家賃を若干高めに設定(無料分を上乗せで回収)。 としても良さそうです。

 

実際の物件

「フリーレント物件、川崎市」という条件で検索すると、賃料が高い順安い順 全般に1ルームの安っぽい物件が多い?

提示されたリストでは無料期間がすぐ解らず、詳細を開いてからフリーレントの条件が表示されています。まだ、一般的とはいえません。いずれ敷金礼金無しのように一般的なメニューとして扱われだす可能性は十分あります。

 

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