神奈川県津波カメラの時計
行政の津波監視カメラが徐々に増えています。神奈川県だとこちら。 全国で検索してみると、いろんな組織がバラバラに運営している様子。 縦割り♪
津波に限らず降雪や天気の様子を見るのにも使えます。
神奈川県の複数あるカメラのうち、茅ヶ崎海岸設置のカメラは1秒間に2枚の映像を取り込め、一応動画として見ることができます。 初期設定は1fpsなので画面下のセレクターで2fpsにすると動画っぽくなります。 映像をよく見ると、右上に現在時刻のようなものが出ています。これが7分ほどの遅れ。 カメラシステム内蔵の時計を、調整せずにそのままになっているんでしょうか
普段は問題ないですけど、何か重大なことがあった時に映像を分析することになります。 分析の際に時計というのは重要な手掛かり。 「茅ヶ崎海岸の津波カメラの時計は、かなりずれていますよ」とここに記録しておけば、ひょっとしたら未来の分析担当者の手間を多少減らせるかもという事で。
他の6台のカメラは10秒ごとの映像を自動更新表示します。先に書いた茅ヶ崎海岸のカメラと違って、映像とともにカメラ側の現在時刻がテキスト表示されるタイプ。
下の画像は6台のカメラの時刻表示と右下のPCの時計を比較するようにキャプチャしたもの。実時間より2分以上進んでいます。 各カメラの時刻に数秒差があるのは、読み込み時間がかかるるため。
1台だけならたまたま調整ミスの可能性。 6台全部が揃ってずれていることから、複数のカメラ映像を一カ所(サーバー)に集めて、配信する仕組みのようです。 つまり映像サーバー側の時計がずれているわけで、ちょっと気になります。
サーバーは同時にいろいろなことを処理するため、時刻設定は大事。自動補正を使うなどして普通はきちんと合わすものなんです。
その場限りの予算確保で設置したものなので、この程度の運用で問題は無いんでしょうね。
今回使ったソフトウェア
ブラウザ Firefox
複数画面を分割表示するアドイン Tile Tabs
複数タブを一括更新するアドイン all reload