LINE Pay銀行振込サービスを使ってみた。便利だけど弱点も。一律176円/回(税込)
LINE Payはまだまだ機能拡張をするようで、今度はLINE Pay残高を銀行口座に送金できるサービスです。
現状、LINE Pay残高から自分の銀行口座への出金が200円。新サービスの送金相手を自分にすれば安く出金できるのかも?
素早く見るための目次
サービス内容
- 振込先銀行は限定されています。詳細
- 振込料金が176円/回と安く、曜日や時間帯に関係なく統一料金
- LINE Payアプリから振込操作
- 振込先の指定は複数の方法
- 銀行口座番号と名前を指定して送金
- 相手の銀行口座を知らない場合は、相手の名前と電話番号やEメールアドレスを指定して送金
- 受取人にメールが送信され、銀行口座情報を入力することで受け取り
- 振込先は個人、法人のどちらでもOK
- 1日10万円まで
- アプリ
- iOSはLINE Payアプリは対応済み。LINEアプリも3/25から対応
- Androidは、LINE Payアプリ、LINEアプリとも対応済み
自分名義の口座に振り込んでみた
口座を指定する方法で、自分名義の口座に問題なく振り込めました。LINE Payにチャージするための銀行口座ではない、別の銀行口座への振り込みでOK。チャージ用に登録した口座への振り込みは未確認です(たぶん大丈夫だと思います)
操作は簡単。平日昼間なら振込先銀行に即時反映されました。
弱点は、振込先銀行が限定されていること。オンライン取引に積極的な銀行の多くには対応していますが、振り込みたい相手が対応銀行口座を持たない場合は振り込めません。(口座の直接入力ではなく、送金リンク方式なら他の銀行も可能かも)
LINE Pay振込サービス口座指定可能銀行(20行)2020年1月
LINE Payの送金機能
以前から、LINE Pay残高をLINEの友達に送金できます。
LINE Payの残高とは
LINE Payは早くからLINEに金融機能を取り込んでいます。似たような他社のサービスも有り、慣れてないと何がなんだかという印象を持たれるかもしれません。
LINE Payの残高チャージは現金のみ。銀行口座からのチャージやコンビニでのチャージ。クレジットカードなどからはチャージできません。
LINE Pay残高は「現金でチャージしているので、現金として引き出せる」わけです
還元用のポイントも含めて、送金出金の可否の一覧
LINE Pay残高を出金する機能
以前から出金機能があります。こちらは200円(税込み220円)なので、新サービスの銀行口座への送金176円(税込)のほうが安い。であれば、自分の口座に出金するより、自分の口座に振り込むほうが安く済みます。
- 自分の銀行口座への引き出しは手数料200円(税抜)
- LINE Moneyを利用するために本人確認が必要(自分の銀行口座登録で認証できる)
- 出金方法は2つ
- 登録した自分名義の銀行口座へ
- セブン銀行ATMから現金引き出し(スマホのQRコード読み取り。もしくはLINE Payカードを使う)
- 限度額
- 銀行口座への出金 1円~10万円
- セブンATMの出金 1,000円単位で1万円まで
LINEポイントの改悪
LINEポイントはマイルへの高効率変換ルートとして人気がありました。
2019年12月から交換ができなくなります。
マイルに興味がない人でも、LINEポイントをLINEPay残高に交換できる機能は使っているでしょう。こちらも12月から交換できなくなります。LINEポイントを決済に使えるのはLINE Payコード払いのみになります。
LINEポイントはLINE Pay残高にチャージしてまとめて出金も一つの方法です。
まとめ
LINEPay銀行振込サービスは、便利で費用も抑えられた良いサービスです。
銀行によっては無料振込可能なサービスがありますが、無料サービスが適用できない場合はLINE Pay振り込みは節約技として使えます。
例えば、ゆうちょ銀行から他行に振り込む場合には、220~440円かかります。節約技として、ゆうちょ銀行からLINE Payにチャージしてから、LINE Pay振り込みで他行に振り込めば176円。
送金アプリPring、PayPayと組み合わせれば活用の場が広がります。